電子書籍を購入してみようと考えていても「欲しいジャンルの本がない」ということがよくあります。
そのため、多くの電子書籍ストアを使い分けている方もいるのです。
しかし「電子書籍ストアを使い分けは、大変そう」「どうやって使いわければいいのか」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は「電子書籍ストアの使い分け」と「使い分けによるメリット・デメリット」について、ご紹介していきます。
電子書籍ストアを使い分けるメリット
電子書籍の利用を考えている方にとって「一つの電子書籍ストアでいいか」と思っている方も多くいます。
しかし、複数の電子書籍ストアを利用することで多くのメリットを得ることができるのです。
そこで、ここからは「電子書籍ストアを使い分けるメリット」について、ご紹介していきます。
気分に合わせた本をすぐ見つけられる
電子書籍ストアをジャンルごとに分けることによって「今日は漫画読みたい」「今日はビジネス書を読みたい」など、気分に合わせたストアをすぐに開くことができます。
また「これ読みたい!」と思ったときでも、すぐに本を見つけることもできるのです。
特に、家族と電子書籍ストアを共有している方にとっては嬉しいポイントであり「読んでいる本を教えたくない!」という方も、電子書籍ストアを使い分けることで回避することが可能です。
電子書籍ストアの強みを生かして有意義な時間に
電子書籍を扱うストアは多くありますが、ストアによって扱うジャンルの強みが違っています。
例えば『Kindle』では洋書の数が強みであり、『コミックシーモア』ではBL・TL関係のジャンルが多く取り揃えてあります。
また、漫画なら『まんが王国・ebookjapan』などが人気の電子書籍ストアです。
このように、同じ電子書籍ストアでも「どのジャンルに強いのか」「自分が読みたい本は扱っているのか」などが大きく違ってきます。
そのため、さまざまなジャンルで読書を楽しみたい方は、電子書籍ストアを使い分けることで読書の楽しみを増やすことができます。
サービス終了のダメージを分散できる
電子書籍を利用する上での最大のデメリットは、突然サービスが終了してしまうことです。
そのため、ストアが閉鎖してしまうと一つの電子書籍ストアに絞っている方は、読書の楽しみを一気に奪われてしまいます。
長年やっているストアや大手企業がやっているストアのサービス終了はあまりないため安心できますが、電子書籍を使い分けることによって「読書の楽しみが減る」リスクを分散することができます。
電子書籍のキャンペーン・クーポンを有効活用できる
電子書籍ストアには、多くのキャンペーンやクーポンなどが配布されるため、お得に電子書籍を利用することができます。
例えば、『コミックシーモア』では会員登録をするだけで70%OFFクーポンを獲得することができたり、『BOOK☆WALKER』では初回登録で半額キャンペーンを利用することが可能です。
このように、多くの電子書籍を利用することによって、電子書籍ストアのキャンペーンを活用しながら金額を抑えて電子書籍を購入することができるのです。
電子書籍ストアを使い分けるデメリット
電子書籍を使い分けることによってさまざまなメリットを得ることができますが、あまりにも多くアプリを利用してしまうと、デメリットも発生してしまいます。
そこで、ここからは「電子書籍ストアを使い分けるデメリット」について、ご紹介していきます。
電子書籍ストアの費用を把握できない
2つ程度の電子書籍ストアを使い分けていれば把握できますが、ジャンルごとに4つ前後電子書籍を利用している方は、電子書籍にどれくらい費用を使っているのか把握しにくくなってしまいます。
また、自分が好きな書籍を購入するだけならいいですが、月払いのサブスクリプションの場合は、把握しにくくなってしまうのです。
そのため、電子書籍ストアごとに「利用料金・ポイントの数・購入した本の金額」をまとめておくことで、節約しながら多くのジャンルを楽しむことができます。
細かくジャンル分けすることはできない
電子書籍ストアは、ジャンルごとに分けるのが一般的となっています。
しかし、恋愛小説やサスペンス小説、ミステリー、SFなど、より細かなジャンル分けをするとなると、多くの電子書籍ストアに登録しなくてはいけません。
また、ジャンルごとに分けていても「違うストアでも読みたいモノが出てきた」となると、結局ごちゃ混ぜになってしまうケースもあります。
そのため、好きな作者やジャンルが絞り切れていない人は、あまり多く電子書籍ストアに登録しないほうがいいでしょう。
キャンペーンやクーポンをうまく活用できない
ジャンルごとに電子書籍ストアを分けてしまうと、どうしても4つ前後になってしまう方もいます。
そのため、有効期限内にクーポンを利用することができなかったり、頻繁に読まないジャンルの場合はお得なキャンペーンを見逃してしまう可能性が高くなります。
クーポンなどは利用しなくても「まぁ、いいか」と思えますが、ポイントやコインを使い損ねてしまうと損した気分を味わってしまいます。
そのため1週間に1回は、全ジャンルの電子書籍ストアを開くことがオススメです。
電子書籍ストアの上手い使い分けとは?
「電子書籍ストアを使い分けたい」と考えていても、インストールするアプリが多くなってしまうと、使いにくさが全面に出てしまいます。
そのため、いかに自分の使いやすいように電子書籍ストアを使い分けるかが重要なのです。
そこで、ここからは「電子書籍ストアの上手い使い分け」について、ご紹介していきます。
ジャンルごとなど、自分のルールを決めていく
電子書籍ストアを使い分けたい方は「ジャンルごと」「出版社ごと」など、どのように使い分けていくかを決めていくことが重要です。
ルールをしっかりと決めておかないと、結局ごちゃ混ぜになってしまいサブスク料金だけがかかってしまう場合があります。
そのため、しっかりと自分のルールを決めておきましょう。
例えば
このように、少し細かく分けて一瞬で「この電子書籍には、このジャンルだ」と分かるようにしておくことが大切です。
また、各電子書籍ストアに特徴が存在するため、Amebaマンガのように半額クーポンやコインバックキャンペーンなどを見ながら、使い分けを考えていくこともオススメです。
1つの電子書籍ストアで同じシリーズを買い続ける
漫画やライトノベル小説などのシリーズものは、同じ電子書籍ストアで購入することがオススメです。
なぜなら、それぞれ違う電子書籍ストアでシリーズ物を購入してしまうと「何巻まで買ったっけ?」「あの巻数読みたいけど、どのストアだっけ?」と、探すのが大変になってしまいます。
そのため、同じ電子書籍ストアでシリーズ物を購入することがオススメです。
まとめ
今回は「電子書籍ストアの使い分け」と「使い分けによるメリット・デメリット」について、ご紹介しました。
電子書籍を使い分けるときは、ジャンルごとに分けたり、好きな作家ごとに分けることで読みたい本を探すときもスムーズに行うことができます。
また、電子書籍ストアを使い分けることによって、電子書籍ストアのキャンペーンや強みを生かした使い方になるため有意義な時間を過ごしやすくなります。
「電子書籍ストアの使い分けを考えている」という方は、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
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